歴史修正主義というレッテルへの論理的弔辞

歴史修正主義とは

歴史修正主義という言葉をご存知だろうか。日本共産党のホームページでは次のように紹介されている。

一般に、侵略戦争や植民地支配、軍隊等による組織的残虐行為など、こんにち批判的な評価が定着している事象について評価を逆転させて支持・擁護する主張をさす用語です。

おそらく世間もこのように認識していることだろう。同じホームページで、元々ナチスドイツによるホロコーストの存在を否定する人たちがリビジョニストと名乗っていたことが起源だと紹介されている。

しかし、常識的に考えて、歴史というものは過去の資料を含む証拠から作られていくものなので、新しい証拠が出れば十分変わりうる。日本共産党も一応はそのことを認めている。

歴史学は、過去の事実を確定し、批判的に評価してそれを再構成する学問ですから、その通説が時代の変化や新たな史料の発見などによって「修正」されるのは当然のことです。

しかし、歴史修正主義者はそれとは次元が違うらしい。「日本が過去に起こした戦争を侵略戦争とする見方」を変えるのはけしからんということである。さて、先程の理解はどこへ行ったのだろうか。

ヴェノナが明らかにした歴史

大東亜戦争が、日本による侵略戦争でであったという歴史が近年修正されてきたのは、文字通り新たな史料の発見があったからである。アメリカの機密文書で、1995年に公開されたヴェノナである。

戦後すぐから日本の戦争が自衛の意味合いが強かったことは分かっていたことである。しかし今や日本を戦争に巻き込んだ共産主義の存在が明らかになって、もはや日本の侵略戦争などという議論は全く通用していないのである。

とはいえ、日本共産党からしてみれば、実は大東亜戦争を起こしたのがコミンテルンだったなどということが世間に認識されてしまうと困るので、歴史の終焉を迎えるそう遠くない未来まで、自虐史観を信奉するのだろう。

参考文献