なぜ、左翼は偽善になってしまうのか

大学院経済学研究科に在籍する私は、このブログで4回にわたって、ヴィーガンが環境問題の解決に無意味であることを科学的に証明した。スタンフォード大学の、“振れ幅が37%もある予測”を信じている方はみていただきたい。

今回は、先般行われた環境活動家による、「ベトナムへの石炭火力発電事業輸出に対する公開質問状の送付」と、少し前の「自衛隊の中東派遣への反対」の2つを通して、左翼が現実を俯瞰する能力に著しく欠け、結果として偽善になってしまうことについて考える。

ベトナムへの石炭火力発電事業輸出に対する公開質問状の送付

先般、「​気候変動を憂う団体・立場を超えた10代・20代の有志9名」を自称する活動家によって出された質問状は、偽善が日本にも蔓延してることを知らせるものであった。人口1億人弱のベトナムの一人当たりGDPは日本の15分の1、電力利用量は日本の5分の1にも満たない1

我が国のように十分な電力供給がない国において、環境問題など後回しなのは当然である。その上、後進国が、自国にある資源で発電できる発電方法を選択するのもまた当然で、彼らが石炭火力発電を選択するのは最適解である。十分な電力を使用している活動家に、口を出す権利はない。

自衛隊の中東派遣への反対

2019年12月27日、中東海域で航行する日本関係船舶の安全確保のための情報収集を目的として、海上自衛隊の護衛艦と哨戒機を派遣することを閣議決定し、これに対する反対が世論を席巻した2。では聞きたい。あなたは電力の使用をやめることができるのだろうか。

我々が電力を使用する限り、中東からの石油に依存しなくてはならない。つまり、どんなに中東情勢が悪化しても、そこを通ってくる石油が必要なのだ。それならば、石油を運ぶ船舶の安全確保をしないわけにはいかない。攻撃を受けたら死ねとでもいうのか。

まとめ

結局、彼らは自分の目の前しか見ておらず、自分から少し離れた世界のことなど気にかけることもできない。日本ではこのような偽善は流行らないと考えていたが、どうも最近、若者の間に偽善が蔓延してきている。しかし、物事は俯瞰してみないといけない。

参考文献